2010-04-08から1日間の記事一覧

共同相続人の一人が相続財産を占有する場合と明渡(諸問題388頁)

1 共有者は、持分に応じて共有物の全部を使用できる(民249)ので、 相続財産を占有する相続人(以下「占有相続人」という。)は、他の 相続人から明渡しの理由が共有持分である場合は明渡しを命じられる ことはない。 2 最高裁昭和41年5月19日判決 「右の…