2012-01-01から1ヶ月間の記事一覧

名誉毀損訴訟解説・発信者情報開示請求訴訟 (判タ1360-4)

1.東京地方裁判所プラクティス委員会2.名誉毀損訴訟 (1)雑誌 (2)新聞 (3)ビラ (4)ウェブサイト3.発信者情報開示請求訴訟

盗難金と保険金請求 (判タ1360-197)

1.自動車の盗難を保険事故とする保険金請求において、盗難の外形的事実である「被保険者以外の第三者が被保険者の占有に係る被保険自動車をその所在場所から持ち去ったこと」につき高度な蓋然性があると認められる程度まで立証できたとはいえないとして、…

司法書士代理権

1.任意代理人に関しては登記の申請が法律行為ではないと解されていることから、自己契約、双方代理禁止の規定の適用はないとされている。2.登記の申請は私法上の法律行為ではないので、民法の代理の規定の当然の適用はない。かつ、登記の申請は当事者間…

投資信託の受意者の破産等

1.相殺禁止について・・金法 1936-52 大高判 H22.4.92.その他の論点も含む・・判タ 1359-22 前記1の論文以外に銀行取引調定4条4項との関連も含めて検討

同時履行(請負代金と損害賠償)

1.前提 工事完成工事が予定された最後の工程まで一応終了したかどうかで区別する見解(予定工程終了説)2. 注文者は瑕疵修補に代わる損害賠償債権を有することをもって報酬債権全額の支払を拒めるのか、それとも対当額についてのみ同時履行の関係にあるのか…