2014-01-03から1日間の記事一覧

賃借人への目的物への譲渡と賃料差押(判タ1384‐122)(最判H24.9.4)

1 本件は、賃料債権の差押え後に、差押債務者(賃貸人)が賃貸目的物を第三債務者(賃借人)に譲渡したため、譲渡後も賃料債権が発生し、取立が可能かが問題となった事案。2 原審は、賃料債権は第三者の権利の目的となっているから、民法520条ただし書によ…