2015-04-25から1日間の記事一覧

相続分の全部を譲渡した者と遺産確認の訴えの当事者適格(最判H26.2.14判タ1410-75)

1.共同相続人のうち、自己の相続分の全部を譲渡した者は、遺産確認の訴えの当事者適格を有しない。 2.共同相続人のうち自己の相続分の全部を譲渡した者は、積極財産と消極財産を包括した遺産全体に対する割合的な持分を全て失うことになり、遺産分割審判…