減収がない場合における逸失利益(赤本2008-下巻-24頁)

1 減収の有無

2 現在及び将来の昇進・昇給における不利益

3 後遺障害の部位・内容・程度と被害者の業務の具体的内容との対応関係
  からみて業務への支障

4 従前の業務に支障が生じたため配置転換を余儀なくされたなどの事情

5 勤務継続の不確実性に関する被害者側の事情として退職・転職の可能性

6 勤務先側の事情として勤務先の規模、業績、雇用環境や勤務先を取り巻く
  状況はどうか

7 被害者の我慢・忍耐による勤務継続

8 後遺障害による症状自体を軽減させる努力

9 業務上のハンディキャップをカバーするための努力及び職種を変更し、
  あるいは業務自体をレベルアップさせる努力

10 勤務先の配慮や温情

11 生活上の支障