手引(売掛金・貸金)

一、前提
 1.(1) 帳簿
   (2) 契約書の存在
 2.支払状況
   (1) 遅滞債権か否か、いつからの遅滞か?
   (2) 遅滞の期間・・時効消滅か?
 3.債権の存否
   (1) いつの時点の債権か否か。
   (2) 既払状況の確認方法
     ① 相手方の回答
     ② ①を受けて
       a.銀行
       b.本人 への確認

二、換価(取立)の段取り
 1.請求書(第1回)・・一、1及び2は確認せず出す。
 2-1.回答有
     ① 入金を待つ
     ② 金額相違・・調査
 2-2.分割払いの回答
     ① 基本的にOK
     ② 回答は文書でもらうこと・・将来、サービサーに売却するため。
     ③ 分割の始期は少額でも早期スタート
      (例)H21.1より毎月3万でも、H20.10末より12まで月1万円に
        させて、H21.1より毎月3万円
     ④ 貸金で長期の場合
       a.契約書
       b.実印+印鑑証明書
 3.応答なし
   (1) ① 第2回(1ヶ月後)
     ② 第3回(2週間後)・・理想は、第1回までに本訴提起終了。
   (2)分割への対応は同じ・・基本的にOK。裁判の場合は裁判上の和解。

三、その他
 1.サービサーに売却することもある前提でチェック
 2.時効分・・2回目の請求は出さない。