収益執行の留意点 (その4)

1 任意売却か競売かについての視点

(1) 競売の場合,土地・建物の使用,所有権に制約はないか(進入路の共有等,任意売却
  でないと調整できないことがあるか)

(2) 現在の入居率(競売により悪化していく一方)を築年数等からして回復させることが可能か。
(不動産の価値でなく,「現在」賃料の残余年数のみの価値になってしまわないか)